吉田定房


人物説明(ウィキより転載)

後の三房の一人。

大覚寺統に属する公家の中でも中心的な人物の一人で在り、後醍醐天皇が幼少の頃より近侍した。
また深い学識でも知られ、後醍醐天皇が元弘の変で没落した後も助命されて持明院統につかえた。
建武以後は内大臣に登用されるなど再び後醍醐天皇に重用された。

家系的な特徴としては勧修寺流内での婚姻関係の多さが挙げられる。

代々四位止まりだった家系に産まれた藤原為房は正三位参議まで登り、彼の子孫から吉田流・葉室流などに分かれたが、
親族内での婚姻関係を幾重にも結んでおり、定房の家系図にも見て取れる。

後に吉野朝に身を投じた為か彼の子孫は伝わらないが、彼の弟達から甘露寺・清閑寺など多くの堂上家が産まれた。


藤原経房 ・・・藤原北家勧修寺流吉田家
藤原定経
平氏 ・・・堂上平氏
藤原資経
平親範 ・・・堂上平氏
平氏
藤原為経
藤原師綱 ・・・藤原北家師尹流
藤原親綱
藤原氏 ・・・藤原北家御子左家
藤原氏
藤原経長
藤原光房 ・・・藤原北家勧修寺流甘露寺家
藤原光長
藤原氏 ・・・藤原北家御子左家
九条定高
藤原朝親 ・・・藤原北家勧修寺流甘露寺家
藤原氏
藤原氏
吉田定房
藤原光頼 ・・・藤原北家勧修寺流葉室家
藤原光雅
藤原氏 ・・・藤原北家六条流四条家
葉室光親
藤原重方 ・・・藤原北家勧修寺流葉室家
藤原氏
藤原氏 ・・・藤原北家勧修寺流葉室家
葉室定嗣
藤原経房 ・・・藤原北家勧修寺流吉田家
藤原定経
平氏 ・・・堂上平氏
藤原経子
葉室氏


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