足利義満


人物説明(ウィキより転載)

室町三代将軍の義満です。

祖父尊氏は鎌倉幕府崩壊後の混乱を制して幕府を開きますが、その威令は全国には届かず、在世中には混乱を鎮めるには至りませんでした。
二代義詮の治世においても混乱は引き続き、京都を離れることも多々在りました。
後を次いで将軍となった義満は細川頼之らの尽力も在って南北朝合一や有力守護大名の弱体化に成功し、幕府は三代目にしてようやく安定期を迎え
ます。その安定も長続きはしませんでしたが・・。
日本史上で最大の権力を握った人物の一人と云えると思います。

家系図を作ってみましたが、結構空白が残ってしまいました。

ところでウィキのページにも在りますが義満が順徳天皇の血筋を引くという話があります。
順徳天皇-善統親王-尊雅王-智泉尼-紀良子-足利義満
という繋がりで、石清水社家の系図記載などから出てきた話のようです。良子の母については他に候補も無いのでこのまま掲載してみました。

猶、良子はもう一人の天皇の血を引く可能性があります。
これも石清水絡みの話ですが、良子の祖父尚清が後嵯峨院の落胤という話があります。
落胤説にありがちな話ですが、院の子供を宿したまま宮清に嫁いで産まれたのが尚清とされています。
この話が事実なら良子は両親いずれも皇胤となるのですが。

後鳥羽院┬土御門院─後嵯峨院─善法寺尚清─入江通清┐
────────────────────────├紀良子
────└順徳院─善統親王─尊雅王───智泉尼

足利頼氏 ・・・清和源氏足利氏
足利家時
上杉氏 ・・・藤原北家勧修寺流上杉氏
足利貞氏
北条時茂 ・・・桓武平氏北条氏極楽寺流
常葉氏
足利尊氏
上杉重房 ・・・藤原北家勧修寺流上杉氏
上杉頼重
上杉清子
足利義詮
北条長時 ・・・桓武平氏北条氏極楽寺流
北条義宗
北条氏 ・・・桓武平氏北条氏佐介流
北条久時
北条登子
足利義満
家田宝清 ・・・石清水社家善法寺氏
新善法寺宮清
紀氏 ・・・石清水社家善法寺氏
善法寺尚清
法眼良宗 ・・・不明
大納言局
入江通清
紀良子
順徳天皇 ・・・皇族(順徳天皇)
善統親王
藤原光子 ・・・藤原南家
尊雅王
智泉尼聖通


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