この原田家の祖である平重勝は織田信長子とされています。
天文廿三年〜正保四年とされる生没年が正しければ、信長の長男にあたりますが、天正年間に院雑色となり原田を称号します。（それまでは村井）。恐らくは正
親町院の退位後に仕えたのでしょう。すでに３０代後半と思われますが、それまでの経歴は未詳です。
巷間に信長庶長子とされる織田信正とこの重勝の生没年が同一であり、村井貞勝・原田直政との係わりなど共通点が多く見られ、同一人物の可能性もあるのでは
ないでしょうか。信正は天正十三年に剃髪したとされており、その後に院雑色となったとすると年代的には矛楯しません。
但、信正の実在性については疑問符も多く、確定はできませんが、原田家の子孫につたわる先祖伝承に織田信長末流とされていたのでしょう。
織田信長─原田重勝─原田重次─原田正重─原田直張─原田光張─原田光雄＝原田茂一＝原田武義─原田為孝─原田誠章─原田美彦┐
樫原安茂┘武野武重┘ │
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├原田美躬＝原田丕恒─原田寧遠
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└原田丕恒
参考リンク：http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B9%94%E7%94%B0%E4%BF%A1%E6%AD%A3
2008/04/23/上梓
2008/08/06/修正（フォント等見なおし）
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