小栗忠順


人物説明(ウィキより転載)

幕末の旗本で幕府方の中心人物の一人である小栗上野介です。

その事蹟についてはウィキを参照していただくとして、家系を見てみると判るとおり忠順は小栗家の血筋を外戚より継いでいます。
一方父方を溯って行くと17世紀中期の吉田盛次に行き着きます。盛次は松平忠輝の家臣でその改易後、浪人となっていましたが、妻が大奥に仕えて
いた縁故によって徳川綱吉に附属され、綱吉が将軍になると共に幕臣となった家系です。その先祖は不明ですが義光流を称しているので武田遺臣だっ
たのではないでしょうか。縁組をしている東氏や千葉氏も舘林・甲府の家臣から幕臣となった家系で名門大身とは云えない家系のようですね。

母方の小栗家は三河以来の名門旗本で松平庶流とされています。系図中の土屋家は武田家臣の土屋昌恒子孫です。また、土屋匡直の母方の上杉家
は上条上杉家で上杉謙信の養子となった家系で能登畠山家の一族となります。





吉田盛昌 …称清和源氏義光流
吉田盛封
三好氏 …不明
中川忠易
東良胤 …桓武平氏千葉氏流東氏
東氏
望月氏 …不明
中川忠英
千葉季佐 …藤原北家滋野井流阿野庶流
千葉季珍
千葉氏
小栗忠高
小栗忠順
小栗信盈 …清和源氏新田流松平氏族小栗氏
小栗信顕
小栗忠顕
小栗忠清
土屋易直 …清和源氏足利流一色氏族土屋氏
土屋匡直
上杉氏 …清和源氏足利流畠山氏
土屋氏
くに子


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